いつの間にかダイくんはいなくなってて、1人で席に戻った。


リサもダイくんもびっくりしただろうな。
ちょっと悪いことしちゃった。



弁当たべよ。



蓋をあけて、食べようとしたとき




「うまそうだな!」



「!!??」

「ちょっと、びっくりした!」



いつの間に後ろにいたの?!




「よっ!」

「……不良で女にも手を出す有名なリュウヤさんが、あたしに何か用ですか?」



「なんだそれ?」



あたしなんか嫌味っぽいな。




「お前1人飯?」

「そうだけど。」



「一緒に食おうぜ!俺がいつもいる場所で!」


いつもいる場所って……
さっきの女の子といたとこ……



「やだ」

「なんでだよ!」


「あそこ寒いし」
なんか思い出したくない。