ヤンキーとあたしと嘔吐~君に贈る物語~



「リサ、よく知ってるね」

「昨日、大野くんが言ってた」



「リサも昨日知ってんじゃん!」



ヤンキー女子たちの方を見る。




「あれ、でも1人少ない」

1人少ない?

「どゆこと?」



「いつも3人でいるはずなんだよね、あの子たち」


「ふーん」


「マリ、もしや興味ないね?」


「うん、まあ」


関わること無さそうだし。