ヤンキーとあたしと嘔吐~君に贈る物語~

やだ、恥ずかしいよぉ……


「や、やめて……怖い……」


「もう少しだけ……ここ分かる?ここ気持ちいだろ?」

手を擦られたり、摘まれたりされてる……



自分でも、あんまり触ったことないのに……




「あっ……やっだ……なに……これ……」


「……痛くないか?」



顔を横に振ると、リュウヤの顔がホッとしたように見えた。





こんなの勘違いしちゃうよ…
好きなんじゃないかって思っちゃう……




リュウヤも


あたしも







もう気持ちいいのかよくわからない。
ジンジンして頭に血が上って




今にも





爆発しそう…