「帆乃佳・・・」
お父さんの声でハッと我に返る。
「ヤ・・・、イヤ・・・」
お父さんの手が服の中に入ってくる。
チラッと弟を見てみるけど、もう寝てしまったみたいだった。
逃げるように反対を向いても、長い腕がどこまでも追いかけてくる。
全力で布団から逃げようとしたことも何度もあるけど、そんな簡単なこと、お父さんは力づくで奪ってしまう。
「感じてるんだろ?」
「ヤ・・・ダ・・・」
感じない。感じるわけない。
わたしは必死で首を横に振った。
わたしは感じないように、全身に力をいれて必死で耐えた。
でもカラダは正直に反応してしまう。
快感なんて頭では感じてないのに。
これっぽちも気持ちよくなんてないのに。
お父さんにカラダを弄ばれてる・・・
それが悔しくて、苦しくて、悲しくて、涙が流れた。
聖域にいかなければセーフ。
いつか結ばれるであろう心から愛する人の為に、処女だけは守る。
そう思い聞かせて。
好き放題弄んで満足すれば勝手にトイレでフィニッシュしてくれる。
それで今日一日機嫌よく過ごしてくれるなら、誰も傷つかない。
私も、それ以外は、傷つかない・・・。
「帆乃佳?入れてみるか?」
え。
頭が真っ白になった。
今、なんて言った?なにを言ってるの?この人は。
お父さんは男女が繋がる秘部に指を滑らして言う。
「ココ。入れてみる?」
