そして、 「あのね、翼君。私も、翼君に、話さなければいけないことがあるの。」 と私は、翼から離れて、思い切って言う。 「何?まさか結花里も、結婚しているとかじゃないよね。」 翼は少し警戒した顔で私を見る。