その届を、必ず すぐに出してくれるかどうか。
 
「俺、明日 昼休みに用紙を貰って、送るね。今度こそ、すぐ出すように、念を押しておくから。結花里。ごめんね。」

翼の言葉に、私は頷く。無理して笑顔を作って。
 
「ううん。翼君のせいじゃないもん。」

と答えたけれど。