「そうですね。近い今日の放課後にでも行ってきます」


家庭訪問は4月の始めるに行ったばかりだが、見逃してばかりもいられない。



仕事がなかなか片付かず、夏恵の家に着いたのは8時を回っていた。

遅くなってしまったが、連絡は入れてあるから大丈夫なはずだ。


「相変わらずデカイ家」


最初着た時も思ったが、同じことを思う。


純日本の家屋。家と言うより屋敷だ。