何がと聞く前に、夏恵はスカートの裾をつまむと、上に持ち上げた。


「なっ!」


目の前が銀色になった。

真っ白の面積の少ない生地に描かれた苺の模様。

そればかりか、生地に包まれたなだらかな曲線を描いた形の良いヒップも見てしまった。


「苺のパンツ見せてあげるって約束してたもんね」

「バカかー!もっと恥じらいを持て!」


思わず夏恵の頭を叩いていた。


「痛い〜」