プリンセスストロベリーの憂鬱

「ちゃんと説明しろ」

「何で、一ヶ月も世話になってない人に言わなきゃいけないんですか?」


まさか…

夏恵の台詞にまさかの疑問が過ぎる。


「お前、オレのこと覚えてねぇのか?」

「先生に知り合いなんていません」


疑問は確信に変わる。


「オレだ!10年前一度だけお前を預かった。

お前の母さんの従弟の智和だ。

他人なんかじゃねぇ血も少しは繋がってんだ」


そこまで言うと夏恵の目が大きく開く。