プリンセスストロベリーの憂鬱

注意事項、これからの予定を説明して、第一日目は終了した。


「智和くん」


廊下を歩いて懐かしい声に名前を呼ばれた。

綺麗に着物を着た従姉がオレに手を振っていた。


「夏恵の担任の先生が智和くんなんて凄い偶然ね。先生になったのは知ってたけど、ここだとは聞いてなかったから」

「オレも名簿を確認して驚きました。いつ戻られたんですか?」

「ナツの受験前よ。突然、お祖父様が戻って来いって言われて。夏恵の高校を急遽変えることになって…」