プリンセスストロベリーの憂鬱

「あまーい。美味しい。智和くんも食べる?」

「オレはいいよ」

「そう。美味しいのに」

「それよりコーヒー入れてくれ」

「はーい」


夏恵はお湯を沸かし始める。


「智和くん、数学分からないから教えてくれる?」

「珍しいな。いいぞ」

「先生の説明が良くないんだよ。聞いても全然わかんなかった」

「そう言うな。先生たちの立場ないだろ」


夏恵はノートを必要な時以外はノートを取ると言うことをしない。