プリンセスストロベリーの憂鬱

夏恵はバイト先で夕飯は済ませてくると言っていたから、一人で食べることになる。


自炊なんて面倒臭い。

夏恵の美味い食事のせいで、自分の粗末な料理を食いたいとは思わない。


だが、食わないと身体がもたない。

冷蔵庫を開けると、ランチプレートにハンバーグとサラダが乗っていた。


その上にメモがつていた。