プリンセスストロベリーの憂鬱

「この間、可愛い苺の形のクッション見つけたの。夏恵ちゃん持ってる?」

「苺のクッション?持ってない、どこのお店?」

「今度一緒に行かない?」

「良いの?」


首を傾げる仕種が幼くて可愛いらしい。

あっという間に夏恵は中村たちと打ち解けた。

恐るべきは苺パワーか、

天然の美少女のオーラか。

理由はともあれ、夏恵に友達が出来たことは良いことだ。