「ごめんなさい。今日のタスク終わってないからやらないと。ごはんはまた今度ね」

まだ俺の言葉が終わらないうちに食い気味に断られた。

牽制された?のか

和奏さんは急いで出て行った。

ほんの数秒、放心した。

ってそんなことやってる場合じゃない!

俺は和奏さんを追いかけた。

たぶん、椎名さんはこんなこと言えって言ったんじゃないと思う。

思うけど、もうアタマが冷静に動かなかった。