自席に戻ると、素早くパソコンを開き、和奏さんの予定を確認した。

外出から戻ったら、会議か。。。
終了時間は明記されていなかった。

そんなに遅くはならないだろうから、待ってもいいけど、その後の和奏さんの予定が読めない。

モニターの前で考えていると、ピコンっと社内ツールのメーセージが届いた。

和奏さんからだ。

『先程打ち合わせ終わりました。これから戻ります。
企画通ったよ。手応えもあった。
おつかれさま!ありがとう(^^)
詳細を明日話したいんだけど、スケジュール大丈夫?』

ラッキー!
俺はこのメッセージを利用して、本日和奏さんに時間を作ってもらえないか打診した。

『打ち合わせおつかれさまです。
企画残業して、詰めた甲斐ありましたね!よかったです!
明日絶対無理ってわけじゃないのですが、予定してたタスクの締め切りなので、できれば今夜お時間いただけると助かります。
お忙しいところ、すみません。
ご検討いただけますと幸いです。

#よかったら、ごはん行きませんか?』

打ち合わせの後の時間も確保できるか、最後に夕食のお誘いをつけて、返信した。