「これでよし!送信っと」
社内で行われる企画コンテストに、参加することになった俺は、企画案をまとめていた。
いくつかできた案のアドバイスをもらうため、和奏さんに資料を、送ったところだ。
ピコンッ!
すぐに返信が帰ってきた。
『おつかれさま、了解。
のちほど返信するわね。
参加してくれてありがとう!』
『いえ、機会いただけて俺も嬉しいです。
よろしくお願いします。』
返信に返信を返した。
俺が避けられたと感じたあの日から、特に変わったことはない。
仕事は滞りなく進んでる。
いつもどおりの笑顔も見せてくれる。
特別な違和感もドキドキするような接近も。
待つって決めたから。
まずは意識してもらわなきゃ。
順番は間違ってない。
と思う。
俺の勝負はまだ始まったばかりだし。
なのになんだろう?
この未知の感覚は。
俺が初めて自分から好きになったから?
こんなにも毎日不安で押しつぶされそうな瞬間がやってくるのか。
これが「恋してる」ってことだとするなら、
俺は今まで「恋」なんてしてこなかったのかもしれない。
社内で行われる企画コンテストに、参加することになった俺は、企画案をまとめていた。
いくつかできた案のアドバイスをもらうため、和奏さんに資料を、送ったところだ。
ピコンッ!
すぐに返信が帰ってきた。
『おつかれさま、了解。
のちほど返信するわね。
参加してくれてありがとう!』
『いえ、機会いただけて俺も嬉しいです。
よろしくお願いします。』
返信に返信を返した。
俺が避けられたと感じたあの日から、特に変わったことはない。
仕事は滞りなく進んでる。
いつもどおりの笑顔も見せてくれる。
特別な違和感もドキドキするような接近も。
待つって決めたから。
まずは意識してもらわなきゃ。
順番は間違ってない。
と思う。
俺の勝負はまだ始まったばかりだし。
なのになんだろう?
この未知の感覚は。
俺が初めて自分から好きになったから?
こんなにも毎日不安で押しつぶされそうな瞬間がやってくるのか。
これが「恋してる」ってことだとするなら、
俺は今まで「恋」なんてしてこなかったのかもしれない。