彼女とセリーンに手伝ってもらい、また私は昨日と同じお嫁さんの格好になった。ポニーテールにしていた髪もリディに言われ仕方なく下ろした。 (なんか、ドキドキしてきた……) でもラグもセリーンもいてくれるから大丈夫だ。そう自分に言い聞かせる。 グリスノートは再び花嫁姿になった私を見て満足げに頷いた。 「よし、行くぞ」 「はい」 だが、オルタードさんの家の前まで来るとグリスノートはくるりと振り向き言った。 「俺らだけで行くからな。他の奴はここで待ってろ」 「え!?」 思わず声が出てしまった。