そのまま、シートの上で おしゃべりをして 熱くなると 海に入って。 賑やかなビーチは、私達を解放していく。 「悠香。お腹空いたね。何か食べようよ。」 お昼を過ぎた頃、礼奈は言う。 「そうだね。あそこのビーチハウスに 行ってみる?」 私は言って、2人で立ち上がる。