ぎこちなく 見つめ合う私達は 料理に助けられる。 次々 運ばれてくる 豪華な料理。 「わあ。美味しそう。」 「うん。美味い。」 私達は 笑顔で 他愛のないことを 話しながら 食事を楽しんだ。 肝心なことは 何も言えないまま デザートが運ばれて。 コーヒーを飲みながら もう 食事は 終わってしまう。 駄目。このまま 終わりにしたら 絶対 後悔する。