「悠香。」

と言って キスをする俊樹。

食事の途中なのに。


「……っん。」

私も 甘く 応えてしまう。


熱く長いキスの後 唇を離した俊樹は

「悠香 ここで食べて。」

と私を あぐらの間に 包み込む。


「ううん…」

私は 体が熱くて とても 食事なんかできない。

首を振って 体を回し そのまま 俊樹と向き合った。


「こら。こっち向いたらダメ。」


そう言う俊樹に 首を振り

私は もう一度 唇を重ねた。