「大丈夫。大丈夫だよ。
琉唯君もこんな明希を見たら心配しちゃうよ。」
「で、でもっ」
はいと渡したのは、明希と琉唯が写っている写真たて
「琉唯、琉唯。
会いたいよぉ」
明希、やっぱりまだ、過去には出来ないか・・・
「なら、明日病院行って来よう?」
「病院・・・?」
「そ。琉唯君の様子。見に行って来よう?」
「うん。陽菜も来てくれる?」
「当り前」
「じゃ、行く」
「ん。待ってて。もうちょっとでホットケーキ焼けるから」
「うん」
焼けたホットケーキをもって
明希のそばにもっていく。
勿論、マーガリンとメープルシロップ、小さいアイスクリームを持って
「明希」
「ありがとう。って、まだ、いたんだ」
明希の言葉に苦笑いしかしていない陽樹とあたし
「明希。さっきの話」
「聞く気は「ないだろうけど、お前にとっちゃいい知らせなんだよ」」
まぁ、確かに



