でも

「これが、最初のか衣装替えの方かで色もデザインも少し変えないと」

「決まってんじゃん。最初に」

「なるほどね。で?結婚でもするんだ?」

「あぁ。するよ。今度は逃げられる前に、
手錠と首輪をかけて俺の前からいなくならないようにするために」

はい?

「お前のことだ」

あたし?

「また、本気になるって言った当日に消えやがって。
しかも、学校にも根回ししてやがっただろ?」

「まぁ・・・」

「あの後、明希も大変だったんだぞ!?」

明希が大変って

「廃人になりかけた。琉唯がいたからよかったものの
いなかったら、完全に今だって廃人のままだろうな」

「・・・っ」

「まっ見つかったし。このドレスと
お前衣装替えの衣装もちゃんと作れよ?」

「いらない。作らない」
「おまっ」

「嘘よ。ありがとう。」

迎えに来てくれて______

End