(フフッ。男子達が話してる♪)




あぁ、なんか清々しい気分!




「あ!美沙、奈子!おはよ〜。」





教室に着くと、親友の由佳と莉菜がいた。





「おはよ〜!」




「うわぁ。凄い量!」




「だって奈子。バレンタインの時、クラス全員と他のクラスにもあげてたし・・・・・・。」





「でも、こんなにお返しが来るなんて。人気者だな〜。奈子は。」





「鈴木さん。これ!」



振り向くと、そこには私の好きな人・上山 叶人くんがお返しであるチョコを持っていた。




「うわぁ!ありがとう!」



「ごめんね。こんなのしか渡せなくって。」




「ううん。すっごく嬉しい!ありがとう!」




「そ、それじゃあ。」





上山くんは、少し顔を真っ赤にして去っていった。