ジリリリリリ__




「…。」




ジリリリリリ__




「…。」




ジリリリリリ____




けたたましくなる音に私は眉間にシワをよせた。





しばらくするとドスドスドスという音が




だんだん近づいてくるのが聞こえた。





まもなく部屋のドアが開き





布団が剥ぎ取られる。




「んー。もーなに。。」




「なに。。っじゃないでしょ!今何時だと思ってるの!」




「もうちょっとだけ……」




「今日は入学式なんじゃないの?もう知らんよ!