キミとあの夏

リビングに行くと璃久はソファに座って居て、こっちには気が付いてなかった

そっと近付いて、後ろから抱きつく

「璃久!」

すると璃久は肩をビクッと震わせて、振り返った

「ふふっ。ビックリした?」

璃久から離れて、1歩後ろに下がった

「うん。ビックリした」

そう言う璃久の顔は耳まで真っ赤だった


「どうしたの璃久、顔真っ赤だけど
もしかして熱があるの⁉︎」

そう言って自分の前髪を上げ、璃久の頭に自分の頭をくっつける

「おい、やめろ」

そう言って璃久が離れたから熱があるかは、わからなかったけど大丈夫そうだなと思った

「大丈夫?」

「お..おう」

「なら行こっか」