キミとあの夏

「よーい」そんな声で体勢を整え、
息を吸うと、次の瞬間笛の音でプールへ
飛び込んだ


プールの中はさっきまでの暑さが嘘のように冷たくて、気持ち良かった

私は昔から泳ぐのが好きだった

きっかけは璃久だ

泳いでる璃久はとでも楽しそうだった


そう思っていると、もう壁の近くまで
来ていてターンの姿勢になり、壁を思い切り蹴ってきた方へともう一度泳ぎ出した。