「あ、璃久!」

遠くから璃久を呼ぶ高い声が聞こえてきた

2人して振り返るとそこには綺麗な女の人や、かっこいい男の人達がいた

7人かな?


「おっ!マジじゃん」

「璃久、誰だよ。その子」

私の事を言っているのか、男の人達は、私の方に近づいて来る

「ねぇ。こんな子無視してうちらと遊ぼ!」
璃久は璃久で女の人達に囲まれて、腕を絡められている

璃久も私よりこんなに綺麗な女の人達といたほうが、楽しいよね

そう思うと私は自分で言って悲しくなって、入り口の方へ走り出した