この後私は、お風呂に入った。お風呂はとても広くて気持ち良かった。政宗くんが一緒に入りたいって言ってたけど、ましろちゃんと政宗くんの両親に阻止されたので、結局一人で入った。
お風呂を出ると着替えが置いてあってその着替えの上には、ましろちゃんのメモが置いてあった。
“パジャマは、お兄ちゃんと私で選びました。お兄ちゃん、さっきは、あんなに怒っていたけど、たぶん、お姉ちゃんが、そのパジャマを着たら、喜ぶと思います。お兄ちゃんに見せるときにフードを被ってね。うさ耳ついてるので。”
お姉ちゃんことを大好きなましろより。
私は、このパジャマを二人が一生懸命選んでくれたかと思ったら、嬉しくなった。
ましろちゃんの言う通りにして、政宗くんのお部屋に入ったら、政宗くんは固まってしまった。
「政宗くん、顔赤いけど大丈夫?」
「うん!可愛い!」
私と政宗くんの会話が成り立っていない。
「政宗くん怒ってない?」
私が不安に思い、政宗くんに聞くと政宗くんは、優しい顔をした。
「うん。もう、さっきの怒りは吹き飛んだから、ベッドの中で抱き締めさせて。」
政宗くんは、そういうと私をお姫様抱っこして自分のベッドまで運び、ベッドの中に入った。
そして、政宗くんは、私の胸に顔を埋めながら言った。
「摩耶ごめんね。さっき怒ってたのは、摩耶のせいじゃなくて、僕が勝手に一人で嫉妬してたんだ。だって、やっと二人きりになれたのにましろが連れてっちゃうし、お風呂も一緒に入りたかったのに止められちゃうし、本当これくらいで、嫉妬しちゃう小さい男なんだ。ごめんね。でも、僕は、もう摩耶を離してあげられない。僕、摩耶を離しちゃったら、生きていけない。」
政宗くんは、悲しそうな声で言った。
でも、私は、そんな彼が愛おしい。
「政宗くん。こっち向いて?」
「嫌だ。今は、顔をみられたくない。」
「私は、どんな政宗くんでも愛しているわ。だから、こっち向いて?」
「えっ?」
「隙あり。」
そういって、私は、愛おしい彼にキスをした。
チュッ
「えっ?今、摩耶が初めて僕にキスしてくれた。やった~!もう1回しよ。」
そういって、今度は政宗くんからキスしてくれた。
「さぁ、摩耶、腕枕してあげるからこっちおいで?」
私は、政宗くんの胸の中ですやすやと眠った。
こうして、私たちの初めてのお泊まりは、甘い夜になった。
~おしまい~



