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【信ジルキモチ】

そして花壇清掃の日がやってきた!

走輔「みんないるかー??1,2,3,
  ・・・あれ??範人がいねーぞ」
軍平「あいつ、また遅刻か・・・」
大翔「しょっちゅうなのか?」
走輔「あぁ。あいつ、1年だからってさぼろうとしてるんじゃねぇだろうな!」
早輝「まぁまぁ、範人はお店の手伝いがあるんだから」
美羽「店?」
早輝「範人ん家、喫茶店なのよ。
  だから手伝ってるんだと思うけど・・」
走輔「意識が低すぎだ!」
連「走輔、範人はさぼってるわけじゃ・・」
範人「ハァハァ・・遅れてごめん!!!!」
軍平「範人!」
走輔「おっせーよ!なんだその格好は!」
範人「さっきまで店の手伝いしてて」
走輔「手伝いなんて普段してねぇだろ!」
連「走輔!!範人は頑張ってたッス。」
走輔「連は甘すぎなんだよ!」
連「理由があったんだろ」
範人「・・・・・。今、期末テスト期間が終わって学生とかいっぱい来て稼ぎ時だから・・」
走輔「あぁそうかよ!でもこっちが優先だろ!」
軍平「まぁ今日は許してやれ。次は許さんぞ。」
範人「はい。」

清掃のときも、範人は1人でやっていた。

美羽「ねぇ、早輝・・範人って、いつも1人?」
早輝「1人ってことはないよ?軍平と仲良しだし・・。
  でも、やっぱり1人だけ1年生だし、
  軽いし単純だから、ちょっとういてるかも・・」
美羽「ほんとに家の手伝い忙しいの?」
早輝「そうだと思うけど」
美羽「私にはそう見えない」
早輝「美羽、範人を信じなよ。」
美羽「だってあやしいもん」
早輝「自分が信じないと、
  みんなも信じてくれないよ」
美羽「・・・・」