……でも、でも。
信じたくはないけど、もしも、本当にもしも、この先ゆりが眠ったまま目覚めなかったとしたら、俺は一生自分を許すことができないだろう。
そんな俺に光さんがかけた言葉。
『……伊織くんのその気持ち、痛いほど分かる。私も、自分が許せない…。でもね?もし、この場にゆりちゃんがいたとしたら、なんて言うと思う?きっとね、こんな風に言うと思うの…。
“私ね、光ちゃんの笑顔が大好き。光ちゃんはね、あの時から世界一の私のお義姉ちゃんだよっ。それとね、伊織くんも大好きっ。光ちゃん以外で、ずーっとずーっとそばにいたいって思った唯一の人なのっ。だから、笑って”
……って。ゆりちゃんは、私達を責める言葉なんて絶対言わないの。昔から、そういう子だった…』
どこが切なさと優しさが混じった表情の光さん。



