ゆりがいない世界なんて、 俺にとって死んだも同然。 何をやってもどこに行っても、 まるでこの世の終わりのように 目に写るもの全てが黒ずんで見えるんだ。 何度……何度願っただろう。 その愛らしい瞳に もう一度俺を写してほしい、と……───