「…っ……ゆりちゃん……」 光ちゃんは若干泣きそう。 「……そんな顔しないで、光ちゃん。わたしのことが大好きな光ちゃんなら分かるでしょ…?わたしの考えてること」 ……ごめんね、光ちゃん。 光ちゃんはわたしの小さい頃の夢を知ってるもんね。 わたしの夢が…… “将来は世界で一番大好きな人と結婚する” だったってこと。 だから、わたしにはその小さい頃の夢を叶えてほしいって想ってるんだよね? だけど……その夢は叶わないんだよ。 わたしはもう、夢ばかり見ていた小さな子どもじゃない。