「……分かった。話す」
迷った末に、今までゆりとの間にあったことを話すことにした。
…………………………
「……んで?どういうわけなの?」
まあ予想はなんとなくついてるけどさ、とシュガースティックを片手にため息をつく玲音。
……予想ついてんのかよ。
まあ驚きはしないけど。
ここは俺たちの最寄りの行きつけのカフェで、誰か学校のやつに聞かれる恐れもない。
こういう時じゃなくてもここには定期的に来る。
一つ、深呼吸をしてからポツリポツリと話し始めた。
四年前にした光さんとの約束。
光さんが教えてくれたゆりについて。
ゆりと過ごすうちに気づいた光さんとの約束を守る難しさ。
見えないゆりの本音。



