結局、自分の中にあるゆり大きさを改めて痛感させられただけ。
「…り…おり…伊織!!」
大声で名前を呼ばれてハッとして周りを見ると、机の前に玲音が立ってどこか怒ったような顔をしていた。
「…んだよ……」
「なんだよじゃねーだろ!もう放課後だっていうのにいつまでもぼーっとしてるし、最近ずっと様子が変だし…。お前から話してくれるの待ってたけど、もう限界。今日金曜だから、放課後空いてんだろ?」
お前に拒否権なしで強制連行だからとピシャッと言う玲音。
……この顔。
結構マジで怒ってる…
そういえば俺、玲音に何も話してなかったもんな…
何かあれば、絶対に相談しろよ?って言われてたのに…
玲音、そういうところはすごく友達想いで情の厚いやつだから。



