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“ごめん。放課後家の用事があってしばらく会えない”
あのメモをゆりの下駄箱に入れた日からもう一週間は経った。
テストもとっくに終わり、今日までに全部返ってきた。
結果は当然と言えば当然なのか。
全教科前よりも点数が落ちて、順位も三つ下がった。
せっかくゆりが苦手古典を教えてくれたっていうのに…
もうため息しか出てこない。
「お前、何かあったのか?」って先生にも色々としつこく聞かれたし。
……何かあったよ、すごく。
はぁぁ……ゆりと逢えるようになるまでの俺、なんのために生きてたんだろ……。
そう思うほど、ゆりに逢えなかったこの二週間はとても無意味に感じた。
……多分、ゆりに逢うためだけに生きてたのかも、俺。
だから、ゆりに逢えなかった時間をそんな風に感じたんだ…



