もう一度だけ、キミに逢いたい。


……っ、違う。


違うんだよ、ゆり……っ。


俺が悪いとか悪くないとか、そんなんじゃない。


そんな簡単な問題じゃないんだっ……




………光さん。


あなただったら、こんな時、どうしたんでしょうっ…


俺はっ……あの時の俺は、まさかこんなに自分が苦しむなんて、想像もつかなかった。




……後悔は、していない。


あの時、光さんと約束したことを。


ゆりと一緒に過ごしたいって言った自分を。


今日までゆりと過ごした時間が俺に与えてくれたのは、苦しみだけではないことをよく分かっているから。




それでも……これ以上ゆりといつものように接するのは無理だと思った。




どうしてこうも、俺とゆりの間には壁ばかりが立ちはだかるのだろう……っ。


俺とゆりは、互いに傷つけ、傷つけ合わなければ、一緒にいる未来はない……っ。