パッーーーー
辺り一面が一瞬にして輝き出した。
眩しさに耐えながらも目を開けると
そこには青い光に包まれている美斗くんがいた。
瞳の青もより一層濃くなっている。
「グワアアアアアア!!」
悪霊は私に攻撃するのをやめ、突然苦しみ出した。
美斗くんが近づくとさらに苦しそうな声をあげる。
どうやら悪霊はこの光が嫌いなようだ。
「舞空に手を出すなと言っただろ」
そう言いながら1歩ずつ悪霊に近づいている。
いつもより数倍は低い美斗くんの声。
自分に向かって言われているわけではないとわかっていながらも怖かった。
「…覚悟しろ」
そう言うと美斗くんは剣を勢いよく振り上げ、悪霊の頭から足に向かって一気に振り下ろした。
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」
悪霊は苦しそうな悲鳴をあげ、やがて散った。

