「…最初は彼が死んだのは最近だと思って、1、2年前まで遡っていたんだ。そしたら、1、2年前は彼はもうとっくに死んでいる様子で…」
それを聞いて少し驚く。
私も最近死んでしまったのだと思っていたから。
「過去に行けるのって1日1回までだから真実を掴むのに相当時間がかかった。そして4年前まで遡ってみたとき、彼は生きていて…」
私はアカリの話を静かに聞いていた。
「彼が死んだのは……小学生のころだった」
「え!?」
いよいよ黙って聞いていられなくなり、驚きを口にする。
「小学生!?」
「そう。それでさ……」
そこまで言って口を閉じてしまった。
言いにくいことなのかな。
少し不安になる。
私は急かさず焦らず、アカリの言葉をじっと待っていた。
次のアカリが放った言葉に私は衝撃を受けた。

