美術室のユーレイ





放課後。



私はさっそくアカリのいる空き教室へと向かった。



近頃アカリは姿を見せなかったけど、今日はいるかな…。




ドアの窓から部屋の中をのぞく。









…あっ!いた。



魔法陣の前にアカリが立っていた。




私はドアを開け、声をかける。




「なにしてんの?」



「わあ!?びっくりした!舞空か」




アカリが大袈裟にびっくりしている。



「部屋に入るならノックくらいしてよね」と言われたので「ごめんごめん」と謝った。




「それにしても久しぶりだね」



そう言ったのはアカリ。



「ほんとだよ!アカリ、近頃ぜんっぜん姿を見せないんだもん。どこ行ってたの?」



「そのことなんだけど…」



突然神妙な面持ちになるアカリ。




そこで私も聞きたいことがあってここに来たのを思い出す。