「ユーレイ!」 「人間!」 お互いがお互いを指さす。 私とぶつかったのは、紛れもないユーレイ。 私と同じ制服を着ていて、歳と背は私と同じくらいの女の子。 「人間!あたしのこと見えるの!?」 「う、うん。見えるよ」 「ええ!?こりゃまた驚いたぁー」 そう言って物珍しそうに私の頭のてっぺんからつま先までをじっくり眺めた。 思わず1歩後退る。 …悪霊じゃ、ない、よね? 大丈夫、だ、よね? これまでに過去3回悪霊に襲われている私は美斗くん以外のユーレイを見るとちょっと警戒してしまう。