ドンッ なにかにぶつかった。 「「いったーい!」」 私の声と同時にあがるだれかの声。 私、道の真ん中を歩いててこの先には障害物もなければ人の気配も感じなかったのに。 なににぶつかったんだと思い、前を向けば… 「え?」 「え?」 お互いにお互いを見る。 「…」 「…」 「…ええええぇぇぇー!!」 するとまた同時に叫び出した。 そこにいたのは…