【将暉サイド】


「…真湖?」


中「寝ちゃったな。」


「泣いて暴れて疲れたんだろ。でも寝てくれた方が縫合しやすいな!」


中「じゃあ、俺固定いらないな。点滴持ってくるから、絶対起こすなよ?」


「りょーかい。」


悠斗は点滴をとりにいった。


「よし。縫合終わり〜」


高「お疲れ。さすがだな。早すぎる。」


涼が真湖をベッドに、そっと寝かせてくれた。


「本当に俺の妹可愛いわ〜。すっごい気持ち良さそうに寝てるし」


スヤスヤ眠ってる真湖を見つめる。顔には涙の跡がついてるし、真湖が小さい頃を思い出してニヤニヤが止まらない。


高「なにニヤついてんだよ。気持ち悪いな。」