私の吸入器は夜中綾乃さんに奪われたんだ。だけど、そんなことは言えない。
というか、今は苦しすぎて言葉を発せない。
中「そうそう。深呼吸ね。吸ってー吐いてー吸ってー」
高橋先生も背中をさすってくれて段々落ち着いてきた。
中「落ち着いてきたな。真湖ちゃん、吸入器どこやった?」
「え、えっと…落としちゃって…ケホ」
綾乃さんに奪われたなんて言ったら綾乃さんに何されるか分かんないし。
中「そっか。そういう時はナースコールしないと。残念だけど、発作出ちゃったから退院延びるよ。」
高「俺も同意見。」
「退院延びるのは嫌です!」
中「急に大きい声出さない。発作起きたの黙ってた真湖ちゃんが悪いんだよ?」
というか、今は苦しすぎて言葉を発せない。
中「そうそう。深呼吸ね。吸ってー吐いてー吸ってー」
高橋先生も背中をさすってくれて段々落ち着いてきた。
中「落ち着いてきたな。真湖ちゃん、吸入器どこやった?」
「え、えっと…落としちゃって…ケホ」
綾乃さんに奪われたなんて言ったら綾乃さんに何されるか分かんないし。
中「そっか。そういう時はナースコールしないと。残念だけど、発作出ちゃったから退院延びるよ。」
高「俺も同意見。」
「退院延びるのは嫌です!」
中「急に大きい声出さない。発作起きたの黙ってた真湖ちゃんが悪いんだよ?」


