【中村サイド】


真湖ちゃんの触診をした後、優也くんと病室を出た。真湖ちゃんの様子は、違和感でしかなかった。


優「真湖ちゃん絶対なにか隠してますよね?なんか動揺してたみたいですし。」


「やっぱり、優也くんもそう思うよな?」


そう思うのは俺だけじゃなかったんだ。


優「はい。だって、お粥派の人なんています??」


「俺もそれは引っかかってるんだけどなー。触診した感じ、便秘では無さそうだったし。少しでもなんかあったら、報告してくれる?」


優「もちろんです!」


優也くんとナースステーションで分かれた。優也くんは真湖ちゃんのことをよく観察してくれてるし本当に頼れる看護師だ。