高「うわ…39.4℃だ。」


そんなに熱あるのか…。通りで頭痛いし怠い。


中「真湖ちゃんそろそろ俺怒るよ。ちゃんと深呼吸してください。」


急に中村先生の声が低くなって、びっくりして呼吸した。


中「まーこーちゃん、俺になんか言うことあるよね?」


聴診を終えた中村先生が聴診器を首にかけながら言ってきた。


声のトーンは普通だけど、目が全然笑ってないよ…怖すぎる…。
 

「…なにも…ない…です」


中「ふーん、嘘つくんだ。退院延びちゃうかもねー。」


「え、なんでですか!」


中「真湖ちゃんが本当のこと教えてくれないからだよ?」


高「自分のためにも、本当のこと言った方がいいよ!」