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11月4日(月)

話があるとかなたに呼び出され、向かったのはいつの日かのカフェ。

カランカラン

中に入ると、かなたは既についていた。

「相談?」

「まぁ、そんなところ。」

そう言ってかなたは俯いた。

メニューを開けて、アイスココアを2つ頼む。

「やっぱりアイスコーヒーダメだったんだ。」

そう言うとかなたは口パクで黙ってろと怒った。

「かなた、なんで呼び出したの?」

かなたに尋ねる。

「最近俺の行動がおかしいのは、分かってるだろ。」

否定することではないので頷く。

「本当は言おうか迷ったんだけど言わないといけない気がするだ。」

「言わないといけない?」

「あぁ、突然こんなこと言っても信じてくれないと思うんだ。
それでも聞いてくれるか?」

かなたは覚悟を決めたというような目でこちらをみる。

「かなたは、覚悟が決まったみたいだね。
それじゃあ私も覚悟を決めるよ。」

これから、どんな言葉が出てきても、たとえかなたと離れ離れになってしまうとしても、受け入れよう。