君の声がいつも導いてくれる

でも今日はまだ返事しない方がいいかな

そう伝えよと思い、私が口を開こうと
した時

「俺からも言う事がある」

私の好きな声がした

声の主は大翔(やまと)だった

私に集まっていた視線がすべて大翔の方へ
いった

「実は俺と彩希ちょっと前から
付き合ってるんだ
みんなに言ってなくて悪い
亮太もごめんな」