目が覚めたら、翔哉さんのベッドで寝ていて
隣には、当然のように、翔哉さんがいる。

「え・・・?」
なんで?
なんで、抱きしめているの?

そーっと翔哉さんの方を見ると
気持ちよさそうに寝ていて

手を伸ばして、髪の毛に触れようとしたとき
パシッと手首をつかまれてしまった

「人の寝込みを襲うほど飢えてんの?」

おそ・・・!?
飢え!?

「驚きすぎ。久々によく寝た」

え?
そんなに、寝られてないの?

「あたしがいて、大丈夫だった・・・?」

「当り前。あーでも、いつまで理性もつかな?」

!?
////

「顔真っ赤」

「翔哉さんばっか、余裕でずるいですっ」

「余裕、ねぇ」

PLUUUUU

「あ?」