「ん・・・」

ここ、どこ・・・?

目が覚めればいつもついている電気がついていなくて
真っ暗の中、ただ思うのは
あの時の恐怖

「ぁ・・・い、い、
いやああああああああ!!!」


ドタドタとかけてくる足跡

「愛実!?」

あ・・・
怖い・・・
翔哉が、怖い・・・

「出ちまったのか?」

「かもしれねぇな」

でその言葉を言いながら、電気をつけてくれた翔哉
ガタガタと震えているあたしを
何も言わないで、抱きしめてくれた

「大丈夫だ。大丈夫。
俺は、何もしない。襲ったりも、シカトもしねぇから
安心していい」

「ぅぁ・・・」

「それでも、怖いなら、少しだけ、離れ」

「離れたくない」

怖いの・・・1人でいるのが