「ったく、浴衣じゃなくてもいいだろうが」
「だーめ。京介と浴衣でデートしたかったんだから」
へーそうだったんだ
「でも、愛実ちゃんのおかげで、叶ったけどね?
これ、HONEYLOVERの浴衣でしょう?」
「うんっ」
「ほら、やりたかったんだろ?」
そう言って、ヨーヨーや金魚すくいを一生懸命しだした柚ちゃん
「京にぃはやらないの?」
「俺は見てるからいい」
でも、柚ちゃんが失敗したらやるんでしょう?
どうせ。
「あーあ。失敗しちゃった」
柚ちゃんの手には、網が破けたポイがあって
金魚が入るはずの入れ物には1匹も入っていない
「ったく、どんくせぇな」
ポイと入れ物を持った京にぃ
その姿が様になっていて
「さすが、京介」
京にぃがとった金魚を袋に入れて柚ちゃんに渡す
「さすが。6匹も取るとは思わなかったよ」
「俺も、そこまで取るとは思わなかった」
「すいませーん。ヨーヨーしたいんですけど」
「はーい。
2回100円になります」
100円を受け取り、ヨーヨーを取る道具を渡す
一生懸命にやっている男の子
それでも、2階では取れなくてしょげていた。
のもつかの間
「わぁぁぁ」
え・・・?



